[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いつもは2日位かかるんですが・・・よほど私はバナナを食べたくないんだなwww
追記から。
SBXで星組とちょっとだけネス。
「カービィ、遊ぼう!」
「う、うん…」
久しぶりに暖かい日が続いたからネス達に誘われた。
ちょうど中庭に続く廊下だったので場所が悪かったと思う。
「よかったなぁ。誘ってもらえてよう、カービィ!」
「うん、まあね…」
後ろで大王がにやにや笑っている(見てないけど厭らしく笑ってるのが手を取る様に分かる)
思わず舌打ちしそうになったのを抑えた。大王は兎も角メタナイトの前ではいい子に振舞わないと。
「あれ、何か用事なの?」
「あっ、ううん!いいよー久しぶりだもんね!!」
「じゃあ僕達他の子誘ってくるから中庭集合ねー」
「うん、じゃあ後でねー」
彼らの姿があっと言う間に見えなくなるくらいで手を振るのをやめた。
ネス達と遊ぶのはとても楽しいし、嫌ではない。食しか関心のないと言われた自分にしては、寧ろ好きの部類に入るだろう。
今しがたメタナイト達とお散歩に行くことが決まってさえいなければ。
メタナイトはいつも他人(主に大王と蒼二人)の都合に合わせようとするし、
なにより人(?)一倍寒がりなので最近禄に外出する機会が減っていたのだ。
それでも早朝の鍛錬を欠かしていないのは流石と言えるが、
その他はずっと読書漬けだったので部屋に篭りっきりだったのだ。あんまりにもこれでは身体によくない。
…本ばっかりに夢中で全然構ってくれなかったのもあるけど。
ようやく先程部屋から引っ張り出してきたところだったというのに!
「はあ…」
「どうしたのだ?カービィ」
「あ、ううん!えっと…おさんぽ」
大王がいるから部屋に逆戻りは無い(と願いたい…けどやっぱ無理かも。大王だし)けど、
滅多にないチャンスを逃してしまったことに溜息を付かざるを得ない。
言っとくけど、子供にだって付き合いってモノがあるんだからね!…誰に言う訳でもないけど。
「なんでぇ、お前あいつらと遊ぶんだろ?」
ちょっとだまれ大王。
「…まあ仕方あるまい。また今度にしよう」
「ごめんねー…僕から誘った事なのに…」
俯くと頭が少しだけ重くなった。
目だけ上げるとメタの手が僕の頭を撫でている。少しだけ微笑んで。
寒くなってから久しぶりに見る笑顔。仮面をしていたからわずかに上がった口元しか見えなかったけど。
それでも、少しだけ、何かを達成したような嬉しさが胸の奥からこみ上げてきた。
「また、…暖かくなったら一緒に買い物に出かけよう」
「ほんとっ!?」
「ああ。…その後、一緒に菓子でも作るか?」
「ーーー!うんっ!!絶対だよっ」
「ああ、約束だ」
ああ、どうしよう!お菓子をお腹一杯食べた時より、ぽかぽかのお布団でずっとお昼寝する時より嬉しい!!
その日一日中ずっとずっと大好きなメタナイトと一緒にいられるんだ!!
嬉しさがお腹からはち切れんばかりにあふれそう!
どうしようもない位に、嬉しい!!
「うん!絶対に約束だからね!」
「ああ、いってらっしゃい」
++++++++++++++++
カービィは能天気そうで色々考えているといい(公式でなやみのない奴と言われていたけど・・・笑
続きます。
カウンター
プロフィール
-
HN:ひーらぎ年齢:32性別:女性誕生日:1991/11/01職業:学生趣味:ニコ鑑賞・絵描きe.t.c...自己紹介:大和の離れ小屋にようこそ!
初めての方は“はじめに”を
お読み下さい。
只今スマXプレイ中です。
(ネタばれ注意
※ブログ内の一切の文章・絵の無断転載を禁止します※
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
-
(09/03)(06/17)(06/05)(05/18)
最新コメント
-
[06/21 菊水][06/02 ひーらぎ][05/12 ファンタG][09/29 ひーらぎ]